修士に進むと、「天文天体物理若手の会夏の学校」で発表するための勉強を始めます。研究テーマは各自で自由に決めることができ、4年生の卒業研究のテーマを続ける人や、新しいテーマを始める人などさまざまです。
夏の学校が終わると、修士論文の執筆に向けた研究が始まります。研究は個人で行う場合が多いのですが、共同のテーマを設けてグループで取り組む人たちもいます。
普段の生活は、個人の自由に任されており、朝から研究室に来て勉強をしている人から、日が沈むころに研究室に顔を出す人までさまざまです。
[院生の行事]
- コロキウム(毎週木曜午後)
宇宙研のメンバーが集まってゼミを行います。内容は速報とコロキウムに分かれており、速報では比較的最近の論文を紹介し、コロキウムでは各自のテーマについて勉強したことを発表します。
- 天文天体物理若手の会夏の学校(7月下旬頃)
全国の宇宙を学ぶ大学院生が一堂に会し、各々の研究について発表、議論を行い、新しい知見を得ることを目指します。
- 夏合宿(9月上旬)
宇宙研のメンバーで、学外に出かけ、ゼミ合宿を行います。場所は、隔年で佐渡になることが多いようです。
- 修士論文発表会(2月上旬)
修士2年間の成果を論文にまとめ、物理教室の先生方の前で発表します。修士号をとるには論文を提出し、発表をして合格しなければなりません。
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