2. イタリア国鉄にとって、時刻表はほとんど無意味である。
3. 犯罪(置き引き、スリなど)が非常に多い。
4. みんな、とっても陽気でフレンドリー。
5. 英語は通じない。
6. 計算が苦手なので、例えば、9100リラの買い物で、10000リラと 100リラを出すと困る。
2. イタリアは国鉄路線が非常に充実しており、地方の都市間交通という 点では、日本以上に鉄道網が充実している感じである。しかし 以前は、この国鉄が遅れがひどい+ストが多いということで 悪名高いモノだった。しかし、今はかなり改善しており、 遅れも高々10分程度の感じで走っており、相当信頼度が高いと感じた。 また、運賃も日本の半額以下の感覚である。 特に、Firenze - Roma 間は、ユーロスターイタリアという看板列車が 最高時速300km/h で走っており、東京-名古屋間なみの距離を ちょうどのぞみ号ぐらいの時間で結んでいる。 結構、イタリア国鉄を見直した。
3. 犯罪の多さは、滞在先の宿主の Pallota さんに重々注意された。 また、ガイドブックで読んだこともあり、非常に警戒していた。 そのせいか、直接には、犯罪の危険を全く感じなかった。 実際に、犯罪は多いようだが、個人の注意でかなり防ぐことは 可能であると思う。
4. これは、実際にそう思う。下記のように、英語は全くといって 通じないので、意思疎通は大変だが、全体的な印象はかなりいい。
5. 英語の通じなさは、徹底している。Firenze では本当に通じなかった。 日本でももう少し通じるぞ、と感じたぐらい。そこで、店でどうするかと いうと、挨拶だけはイタリア語でして、後は英語で注文しながら、 実際には身ぶり手振りで注文する。これで、大体なんとかなる。 ただ、よく考えてみると、なぜ英語で言っているか不明である。 どうせなら、日本語の方が実感がこもってよかったかも知れない。 幸運だったのは、滞在先の宿主の Pallota さんは、元ドイツ人で、 英語が話せたこと。おかげで、かなり救われた。 もちろん、Ferrara さんをはじめとする Arcetri の研究者達は ペラペラである。
6. 少なくとも、スーパーのレジや駅前のバス案内所兼切符売り場では、 そんなことは全くなかった。かえって、小銭を足すことを要求される こともしばしばあった。